Windows XPが発売されて２年半以上が経ちました。パソコンの買い替え時期によって、比較的早い時期から使い始めた方もいれば、最近になって初めてXPを目にしたという方もいるでしょう。
今回はXPのちょっとした設定や小技をご紹介したいと思います。すでにXPに慣れ親しんでいる方も、使い始めたばかりで戸惑っている方も、どうぞご覧下さい。

Windows98等ではおなじみだった、スタートボタン横の「クイック起動」。XPの初期設定では、これらは表示されていません。表示させるには以下のように設定してください。

１．タスクバーの空白部分をマウスの右ボタンでクリックする。
２．［ツールバー→クイック起動］にチェックを入れる。

Windowsでは、アプリケーションやファイルを開くと、画面下のタスクバーに起動中のプログラムがボタンで表示されます。Windows XPでは、6つ以上のウィンドウが開くと、同じアプリケーションのボタンがグループ化されるようになっています。 （下図）

グループ化させずにWindows98等と同じように、開けば開いただけボタンを並べる形式にしたい場合は、以下のように設定してください。

１．タスクバーの空白部分をマウスの右ボタンでクリックし、「プロパティ」を選択。
２．「同様のタスクバーボタンをグループ化する」のチェックを外します

標準設定のWindows XPでは、デスクトップ上に表示されるアイコンの数がとても少なくなっています。「マイコンピュータ」「マイネットワーク」「マイドキュメント」等もなく、不便に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これを表示させるには、以下のように設定してください。

１．デスクトップ上の何もないところで、マウスの右ボタンでクリックし、「プロパティ」を選択。
２．「デスクトップ」を選択し、「デスクトップのカスタマイズ」ボタンをクリック。
３．「全般」の中から、デスクトップ上に表示したいアイコンにチェックを入れます。

Windows XPから、コントロールパネルの表示方法がカテゴリごとの表示に変わりました。
旧来の表示方法（クラシック表示）に戻したい方は、以下のように設定してください。

１．コントロールパネルを開きます。
２．「クラシック表示に切り替える」をクリックします。

以上、皆様のパソコンを使いやすくするためへの一助になれば幸いです。

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