普段何気なく使っているキーボード。
よく使うキーについては、それがどんな意味を持ったキーなのか、特に意識せずに使いこなしているのではないでしょうか。 しかしよく見ると、キーボードには使ったことがないキーもちらほら…。
今回は、知っていると便利なキーや、マウスで操作するよりも手早くメニューを実行できる「ショートカットキー」 を、いくつかご紹介したいと思います。

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デスクトップパソコンでも、ノートパソコンでも、キーボードの右上あたりに配置されているキーは あまり馴染みがないのではないでしょうか。

Print Screen	表示されている画面のイメージをコピーします。 Altキーと一緒に押すと、アクティブなウィンドウだけをコピーします。 操作マニュアルを作る際に画面イメージを取り込めるので、利用されたことのある方も多いのではないでしょうか。
Scroll Lock	Scroll Lockランプが点灯します。 ↑↓←→の矢印キーを押したときに、カーソルを動かすか、画面イメージを動かすかを切り替えます。 Excel使用中にうっかりこのキーを押してしまうと、矢印キーでセルを選択したくても、 アクティブセルはそのままで画面がスクロールしてしまいます。
Pause	画面上で行われている処理を一時的に停止するためのキーですが、 あまり使い道はありません。 Internet ExplorerでWebサイトを読み込んでいる最中に、Ctrlキーを押しながらPauseキーを押すと、 読み込みが中断されます。
Insert	文字入力の挿入モードと置換モードを切り替えます。 Windowsアプリケーションはほとんどが挿入モード（カーソルのある位置に文字が入力され、 後ろの文字はその分ずれていく）ですが、Insertキーを押して置換モードにすると 後ろの文字はずれずに、新しい文字に上書きされます。
Delete	カーソルの右側（後ろ）の文字を削除します。
Home	カーソルを行（文字列）の先頭に移動します。
End	カーソルを行（文字列）の一番後ろに移動します。
Page Up	表示画面を、画面単位で上にスクロールします。
Page Down	表示画面を、画面単位で下にスクロールします。
Num Lock	通常はNum Lockがオンの状態で（Num Lockランプが点灯しています）、 テンキーが使える状態です。Num Lockをオフにするとテンキーで数字の入力ができなくなり、 代わりに数字の下に書かれた機能が有効となります。例えば、８のキーは↑キーとなり、カーソルが上に移動します。

Home、End、Page UP/Downは、地味ながらも使いこなせれば便利なキーです。 Scroll LockとNum Lockが二大『うっかり押してしまってびっくりキー』でしょうか。 「Excelでセルが動かない！」「テンキーが使えなくなった！」と驚かれる方も多いようです。 その他、キーボードの下の方にある、絵が描かれたキーもあまり馴染みがないかと思います。
旗のマーク(Windowsのロゴ)のようなキーは、Windowsキー。 Windows画面の左下のスタートボタンをクリックしたときと同じメニューが表示されます。 小さな四角いメニューのようなものにマウスカーソルの矢印が組み合わさった絵のボタンは、 アプリケーションキー。マウスを右クリックしたときと同じ動作をします。

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